6月26日 イギリスEU離脱による日経平均株価への影響 為替と日経平均株価の相関分析 15000円割れは必至

ドル円と相関の高い日経平均株価とトヨタ自動車の株価の簡単な分析をしました。
ここ3年間ドル円と日経平均株価の相関は99%ですから全く同じ動きをします。

6月24日のドル円1円に対する日経平均の変動とトヨタ自動車の変動です。

日経平均はドル円1円高当たり-326円
トヨタ自動車はドル円1円高当たり-174円

想定為替レートは95円とすると、日経平均株価の予測値は12,605円となります。
トヨタ自動車は4,333円です。

24日の変動はパニック的な売りも含むので通常時より大きく変動しています。
そのため2016年3月31日からの長期的な変動もとった場合、
日経平均はドル円1円高当たり-126円
トヨタ自動車はドル円1円高当たり-68円

想定為替レートは95円とすると、日経平均株価の予測値は14,299円となります。
トヨタ自動車は4,973円です。

以上の分析は為替の円高だけに注目したものです。
欧州地域での投資の撤退や世界景気の混乱、減速は企業の売上高に直撃しますがその影響を考慮していない数値です。
かなり楽観的な数値が日経平均株価14300円です。

現在の15000円台はかなり高すぎる位置にいると思われます。
基本スタンスは売りで間違いないと思います。

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