7月23日 日銀追加緩和はヘリマネが1番の爆弾 対応作は

28日29日の日銀政策決定会合で発表される予定の追加緩和で1番相場を動かすのがヘリコプターマネー(永久国債)の発行、日銀引受があるかどうか!
永久に利子や償還がない国債を政府が発行して日銀に買い取ってもらってそのお金を民間で使うことでお金の流通量が増えます。

しかも永久に利子も払わなくて良いし返さなくてもいい!お金がどんどん出回って貨幣価値が下がって物の値段があがるインフレになります。良いか悪いかは別として。

先週ヘリマネはないとの黒田総裁の発言で107.4円から105.5円まで急落しました。
それぐらいのインパクトのある起爆剤になります。

キーワードは永久国債です!もしヘリマネが実施されたら現金は株に変えましょう。
日経平均株価も急騰します。
ドル円も円安方向へ動きます。

一方、ヘリマネ(永久国債)の発行がなかった場合、一方的な上昇展開にはならず失望感の売りの方が大きいと思います。
同時にマイナス金利の拡大も検討されていますが、マイナス金利は前回ネガティヴ材料となりました。マイナス金利の拡大だと銀行株は間違いなく瞬間で下がります。

何度も繰り返しになりますが、追加緩和期待やソフトバンクの買収による円売りなど多くのポジティブ材料が出尽くしてやっと106円、107円水準まで反発してきたので、追加緩和の内容が期待を上回らなければ材料出尽くしになり売られた場合のスピードはかなり早いものとなるでしょう。

ヘリマネ実施の時だけドル円ロング、日経平均買い追いかけ
ヘリマネ無しは内容次第だが上値は追いかけない材料出尽くしを見極めて売り

で良いかと思います。

あとはドル円相場につられてリスクオンになったポンドドルが1.33や1.35レベルまで反発するなら絶好の売り場だと思います。むしろこちらのチャンスをうかがいたいところです。

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