7月29日 中途半端な緩和 長期的にはプラス?

追加緩和したけども内容が弱く上下に乱高下して短期のデイトレーダー殺しの相場でした。

2014年10月の黒田バズーカ2弾の時は国債購入を30兆円増やしたので、今回のETF増額3兆円は10分の1の規模です。

ETFは直接株式市場に投入されるとはいえ、3兆円は1〜2日分の売買高です。

ただし、一方方向に株価や為替が走らなかったことは過度な期待感先行の株高や急落による日銀政策への失望感が残らずに来週8月2日の政府の財政政策を迎えることができるという意味では1番のソフトランディングだったのかもしれません。

ヘリマネという幻も空売りを仕掛ける側からは抑止力として存在感があるように思えます。

原油価格が40ドル割れそうになっていることが気になりますが、とりあえずの重要なイベントを1つこなして来週の米国雇用統計や経済政策に向けてリスクオンになると予想します。
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