銀行株は急いで売れー!まだまだ下がるぞー!
銀行はお金を貸した利息で儲けているのでマイナス金利で利益が目減りします。
でも本当は違うんですよね!
今まで銀行は日銀から0.1%という超低金利でお金を借りて、借りたお金で日本国債を買っていました。
10年国債が低金利とはいえ1%程度あったので、100億借りて100億国債を買えば受取利息は1億円、支払い利息は1000万円。
何もせずに9000万円も儲かっていたんです!
楽ですよね〜。
しかし、このマイナス金利導入で日本国債を持っていても利息を支払わないといけなくなりました。この黄金の利益を生んでいたスキームをぶっ壊されたんです。
ハシゴを外された銀行の株価は下がるに決まってますよね。
一方、国内の機関投資家やファンドはマイナス金利が拡大していくのに国債を大量に買います。
なぜなら日銀が毎月高値で買い取ってくれるからです!
100億で買って103億で売る、やったー!ということです。利息の支払いなんか鼻クソです。
こうして国債がどんどん買われるので政策金利よりもマイナス幅は深くなります。
政策金利がマイナス0.1%になったのに日本の10年国債の金利がマイナス0.1%を越えてどんどん拡大した現象はこういうロジックだったんです。
つまり今回もマイナス0.2%をさらに越えてどんどん投機目的で国債が買われるんですね。日銀が高値で買い取ってくれますから!そして銀行株は下がりますよね。お祭りです。
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