9月21日【為替】日銀 金利目標 為替への影響は円安ドル高

9月21日に日銀があらたに10年国債の金利を0%とする目標を設定しました。

これは、現在毎月行っている国債の買い入れをある程度制限するということです。

いままで日銀が高値であろうと国債を買い取ってくれたので、機関投資家は国債を大量に買って日銀に高値で売りつければ儲かりました。

ところが、高値で買い取らないよ！という宣言をされたので市場では転売目的で買う人が減ります。

すると需要が落ちて国債価格が下がるので金利が上昇します。

そうなると、いままで国債を買っていたお金がいまから利上げを行うアメリカの債券に向かうと予想します。

外国債券を買うときは円を売ってドルを買うことになるので円安ドル高の要因となります。

短期ではアメリカの利上げ先送りから円高に振れるかもしれませんが、中長期の円安ドル高トレンドを見越してどこかでドル円のロングポジションを取ろうと思います。