10月8日【原油】発言に冷や水浴びせられ短期上昇トレンド終了

ロシア高官の減産は合意に至らない発言により50ドルを割れたため1時間足の移動平均線を割り50ドル割れで終了。

いったん撤退し、日足レベルでの平均線までの押し目を待って再びロングで入りたいところです。

なぜサウジアラビアが減産をしたいかというと、早ければ2017年に国営のサウジアラムコという石油会社が上場を目指しています。
規模でいうと200兆円(アップルの4倍)です。
うち、上場は200兆円のうち5%なので1000億円といわれています。

つまり原油価格が高いほどIPO時の株価も高値が付きます。
そのためサウジアラビアはなんとしてもIPOまでに原油価格を吊り上げないといけない状況にあります。

需要の見通しはあまりよくないのですが、供給量を減産で調整することが実現するのであればまた100ドルへの上昇も可能ですね。
減産の実現可能性は今後も要注目です。

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