これまでの2回の利上げでも期待感からの雇用統計前の買い上がりはあったので、雇用統計発表時点では利益確定売りを誘うことも事前にある程度予想出来たかもしれません。
次はいつものドットプロットと言われる利上げ回数の予測を示唆する指標に注目が移るのもこれまでの利上げの流れと同じです。
2017年のドットプロットは今のところ1.25%〜1.5%の間に1番多くのプロットがあります。
現在の政策金利が0.5%〜0.75%なので、1.25%まで0.25%刻みで上げるということは、3回の利上げが1番多い予測ということになります。これが、1.5%〜1.75%のプロットが1番多くなると4回の予測が優勢になるのでさらなるドル買いを促す可能性があります。
つまり3.6.9.12月全てで利上げするということですね。
ドル絡みは利上げの動きに左右される展開で、次はEU離脱絡みのポンドと早期利上げの可能性が出てきたユーロがいい感じに動いてくれそうです。
目先の短期ではポンド売り、長期の動きではドルとユーロ買いでしょうか。ドルは利上げ3回のままなら売り、4回なら買いでの対応で1日でも1時間でも市場の先を読んで取引したいですね!
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