ついに注目を浴びていた仮想通貨のICOプラットフォームを提供するテックビューロ社によるCOMSAプロジェクトが始まりました。
開始4時間ほどで5400万ドル、約60億円集まっています。
COMSAとキャンプファイヤーの突然の対立勃発により、私のCOMSAプロジェクトICOは今のところ不参加で様子見です。
投資で生き残るためには甚大な損失をださないこと、嫌な予感がしたらいったん距離を置くこと、皆が理由もわからないのに同意したら冷静になることです。
様子見の主な理由は、事前にICOを予定していたキャンプファイヤーとの揉め事が発生し、運営側の対応を見てプロジェクトの遂行能力があるか判断したいからです。
1.キャンプファイヤーとの揉め事
キャンプファイヤー側はテックビューロ社が一方的にICOを打ち切ったと公表しているが、テックビューロ側はキャンプファイヤー側のICOが確定したと書いていたがホワイトペーパーからこれを削除、キャンプファイヤー側との進捗の中で時間的理由からICO困難となり中止したと主張。
キャンプファイヤー側の代表の家入氏も過去に問題を起こしまくっている経歴があるので一見キャンプファイヤー側が悪いように見えるが、テックビューロ側の対応も、事実を公式サイトで一般公開するというプロセスを省略してしまい正解ではなかった。
どちらの主張が事実が確定せず、双方の主張が食い違う中でCOMSAのプレセールがスタートしました。
この状況でいきなり60億も集まっているが、これは確かにCOMSAにとれば、キャンプファイヤーは数あるICO案件の1つなのでプロジェクトが進む前提であればたいしたことないという意見からかもしれません。
しかし、ごたごたの事実関係が片付いておらず、テックビューロのプロジェクトの遂行能力を判断したいため、プレセール初日からCMSトークンの購入は控えました。(この程度の問題ならすぐ片付けられないともっと大きなCOMSAは遂行できない)
2.1ヶ月のプレセール期間におけるプレミアムをどう考えるか
プレセールでは段階に応じて5%~16%のプレミアムがつきますが、これは早い段階に資金を拘束される、時間的不安に対してのリスクプレミアムです。
これは、運営側に今後ICOを円滑に進める十分な資金調達能力があることを前提としたプレミアムだと思っています。
キャンプファイヤーとの揉め事を片付けられないままでは、プロジェクトの遂行能力に疑義があり、リスクプレミアムはもっと高くないとダメということです。
発行体の能力不足であり信用リスクも加味しないといけないということです。
COMSAプロジェクトは長期間の壮大なプロジェクトです。
プレセール期間1ヶ月の間に、この程度の問題が片付けられないようなら、その後に控えるもっと大きなプロジェクトを遂行できるはずもありません。
14%のプレミアムは捨てて、テックビューロ社の事業遂行能力を見極めたいと思います。
そのために14%程度捨てるのは安いと思っています。
というか、もしCOMSAが成功するなら14%程度のプレミアムってほとんど僅少ですよね。
1000%とか10000%レベルの値上がりになりそうだから笑。
最後に、
私は日本に資金が集まってくる日本のICOは積極的に応援しています。
だから、COMSAもこのプレセールの1ヶ月の間でなんとか神対応を見せてほしいと期待しています!
ALISは規模はCOMSAに負けるがとても良いICOしたぞー!
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