【仮想通貨】ALISのICO成功はベストプラクティスになる

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まず初めに、ALIS

ICO成功おめでとう!

仮想通貨投資家の中でもまだまだALISの知名度は高くないと思っています。

実際に10月2日から日本初の大型ICOであるCOMSAが始まっており100億円規模の調達になりそうで、仮想通貨投資家で知らない人はいません。

しかし、ALISがまだ浸透していないことは、ICOの失敗ではなく今後の伸び代だと思っています。
過度な期待が先行してないということでしょう。

むしろ規模の大小に関わらずALISのICOは非常にスムーズで大成功でした。今後日本のICOのベストプラクティスになり得るものです。

例えば、詐欺(scam)対策で、詐欺URLへの誘導が行われないように、slack(情報交換チャットのようなもの)の新規登録を停止したり、公式ページは専門的な知識を持ったユーザーならわかるようですが、静的Webページといって、改ざんされようがないホームページの作りでした。

ICOではWebページの改ざんなどで詐欺をされることも海外では頻繁に起きており信用が地に落ちるとその時点で失敗となります。
このように、ユーザーが気付きにくいところでも細やかな配慮がされていました。

また、ALISのICO期間中は中国でICO規制が行われて仮想通貨全体が暴落した時期です。
ALISも中国からの調達を予定していましたが突然のICO全面禁止により撤退せざるを得ませんでした。
その時のALISの対応がめちゃくちゃ早く、現地担当との情報収集も含めて数日程度で中国からのICO撤退が発信されました。

こういったユーザーの不安の元となるネガティヴ材料への対応が早くかつ情報が透明である点が非常に評価できます。
通常資金調達側からすればネガティヴ情報は公開せずにできるだけたくさんの資金を集めたいと思いますからね。

このように仮想通貨市場が大きな混乱にあった逆風の中でもALISのICOは淡々と進められて結果的に4億以上の資金を集めて大成功しました。
突発的な事象が何個も発生していたと思いますが、個々への対応はスピーディーで今後の事業の遂行能力は高いと評価します。

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ここからは価格的なコメントです。これは、ALIS上場初値のチャート。
初値後の落ち着いた価格は10円程度でおそらく多くの人にとって公募価格割れ。
私の投資戦略としてはプレセールに参加しなくても市場で買えばよかったということになり失敗でした笑

その原因としてはやはり仮想通貨市場の投資家は超短期の取引も多く、市場の注目が高く価格が吊り上げられやすい銘柄を買う傾向があります。
ALISのICOではアフィリエイト広告による無差別なマーケティングは行なわれなかったのでビジネスの内容もわからず、なんとなく買うという需要はなかったと思います。

株式のIPOで頻繁に見られる、上場ゴールのような値崩れチャートにはならず、一番低い位置からの長期的な右肩上がりのチャートを予想しています。
これは今後良いコンテンツが開発され公開されることで一般のユーザーにも認知されていくものと思いますので非常に期待しています。

ALISへの投資意思決定についてはもっと書きたいことがあるのですが、記事が長くなりすぎるので次回に回したいと思います。

とにかくICO成功OMEDETOU!


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