仮想通貨が年末バブルみたいになっていた時に、あの通貨を買えば10倍になるとか、いまから上がるとか、そんな情報ばかりで暴落に備えた手法をブログで紹介する人など1人もいませんでした。
なぜかと言うと、○○が今から上がる、儲かると書いた方が見にくる人が多くてブログのプレビューも増えて儲かるからです。
損失を抑えましょうと書いても、最初から損する前提で投資する人などいないから注目されないし、プレビューも増えないし儲からないからです。
生き残りさえすれば難易度の低い大相場が来るので、資産を吹っ飛ばして退場しなければチャンスは何度も回って来るはずなんです。
周りの人が退場したり、軒並み資産を5分の1とかにしてるなか損失を限定出来ているだけでも十分だと思います。
儲けの上の方ばかり見て、足元に注意してない人の方が多いのではないでしょうか。
さて、仮想通貨はいったん落ち着きを取り戻し逆三尊の肩の部分に差し掛かりました。
上抜けでブレイクするチャートになっています。
一方で株式相場や円相場も暴落気味です。
現物のロングしかしない人の方が多いように思えますが、そうなると今の状況のようにアメリカ株や為替の動向に左右されてサンドバッグになります。
そのため簡単なヘッジ方法として先物やCFD、ETFでインデックスに連動する商品ですぐにカバーできるように準備をしておくことです。
特に、現物の株は3時以降に取引できません。3時以降に大震災やテロ、アメリカ時間でのパニック相場が訪れると寝るに寝られません。
そのため損失を和らげるためにヘッジ手段としての先物ショートをできるようにしておくべきです。
ビットコインが240万から暴落している最中でも一部の長期ポジションはそのままでした。
短期ポジションは全て解消して、いろんな通貨を少しずつ買い下がりながら、インデックスであるビットコイン自体はFXでショートポジションを取るなど損失を限定しながら暴落に耐えました。
と言っても、裸でショートポジションを取っているわけではないので時価総額全体では損失を軽減できる程度で、ビットコインが4分の1でアルトコインが軒並み高値から8分の1や5分の1になるなか35%減のダメージで済みました。
35%でもかなりのダメージですが笑
高値から8分の1になると言うことはトヨタ株が今8000円だから1000円とか、ソフトバンクが1200円とかになるレベルです。
そんな相場だとほぼ壊滅、退場、お通夜状態のはずですので資産維持しながら生き残れただけで十分な感じです。
また、仮想通貨市場は取引所も不安定なため、複数を同時に動かせる状態が必要です。
例えばビットフライヤーでショートポジション取ってたのに、突然サーバーエラーで長時間メンテナンスとかざらにあります。
その間に相場が大きく逆に動くと大損します。
そのため、bitmexなどサーバーが安定した海外で同様のポジションをとれるように準備しておくなど、取引所の決済リスクに対しても対策をしておくべきです。
相場が良い時は買えば儲かる!と買い煽りをする人だらけですが、ロスカットやヘッジ手段を教えている人の方がよっぽど質の高い情報を提供していると思います。
さてさて、日本株もどうなる事でしょうか、私は18000円くらいになったら積立NISAを初めて下降トレンドでもずっとナンピンしていきたいと思います笑
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